脳死について

脳死について

 
脳死とは
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脳死とは呼吸・循環機能の調節や意識の伝達など、生きていくために必要な働きを司る脳幹を含む脳全体の機能が失われた状態です。事故や脳卒中などが原因で脳幹が機能しなくなると二度と元にもどりません。脳死と診断されてから、しばらくは心臓が動いていますが、人口呼吸器や薬剤を使用しても通常数日以内に心臓が停止してしまいます。 脳死状態は、植物状態と混同されることがありますが、植物状態は、脳幹の機能が残っていて自ら呼吸できる場合が多く、 回復する可能性もあります。何年間も生存が可能であったり、症状に一部改善がみられたりする事がありますが、脳死状態の人は延命措置をとっても数日程度しか生存できず症状も改善する事はありません。
欧米をはじめとする世界のほとんどの国では「脳死は人の死」とされ、大脳、小脳、脳幹のすべての機能が失われた状態を「脳死」としています。イギリスのように、脳幹のみの機能の喪失を「脳死」としている国もあります。
日本では、脳死での臓器提供を前提とした場合に限り、脳死は人の死とされます。

脳死から臓器が提供できる施設

脳死した方からの臓器提供については施設条件があり、以下の施設に限定。
(電話は、代表)
関門医療センター 下関市 083-241-1199
下関医療センター 下関市 083-231-5811
山口大学医学部附属病院 宇部市 0836-22-2111
宇部興産中央病院 宇部市 0836-51-9221
山口県立総合医療センター 防府市 0835-22-4411
徳山中央病院 周南市 0834-28-4411
岩国医療センター 岩国市 0827-34-1000

心停止後の臓器提供については、手術室が使用できる施設。

詳しい内容はこちらからどうぞ・・・(公社)日本臓器移植ネットワーク



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